2019年7月17日 ほうきの編み込み 習得のために

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

今日も一気に箒(ほうき)を作り上げました。少しずつ形は整ってきたように感じます。鈴木氏に再度教えを受けたことで迷いが消えたような気がします。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑬
とはいえ、まだまだお売りできるレベルではありません。

仕上げたところで、縷々反省点が浮き上がってきます。
少し首の部分が太くなってしまったこと、胴締めから小編みの部分の幅が広くなってしまったこと(赤の矢印の範囲)など全体的に面長でのっぺりした作りになってしまいました。

原料の使い方(細い物と太い物のバランス)や力の入れ方を意識して改善していきたいと思います。