5月8日  ほうき草(ホウキモロコシ)も栽培スタートです   ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


5月中旬のこの日、栽培スケジュール通り半田畑のほうき草栽培がスタートしました。
この日の作業は畑の中耕作業とほうき草の苗作りの二本立て、早朝よりTさんの半田畑に集まり作業開始です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
まずは耕運機を使用し、畑の中耕作業をおこないます。
朝日を浴びながら気持ちの良いスタートです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
畑を耕しながら苦土石灰を蒔いていきます。
苦土石灰は酸化した畑の土を中和し、農作物の生長をサポートする効果があります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
伊藤もTさんの耕運機をお借りしチャレンジです。
集中しているつもりですが、少し雑念が入ると・・・


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
進路が曲がってしまい、すかさずTさんから指導が入ります。
「まぁこのぐらいは、ご愛嬌だから」と冗談を交えながら楽しい時間を過ごします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
耕耘後の様子

一時間ほどで作業終了となりました。この後、畑は苦土石灰が落ち着くまで、しばし寝かせます。2週間ほど経過し、ほうき草の植え付け前にもう一度耕し、いよいよ苗の植え付けです。
畑作業が完了し、納屋に戻りほうき草の種まきをおこないます。ブログでは少し長くなってしまいますので続きはまた次回発信させていただきたいと思います。

追記:
5月16日、当社のある東海地方でも梅雨入りが発表されました。観測史上2番目の異例の速さだそうです。昨年は長雨に悩まされました。今年も予想外の早さの梅雨入りに翻弄されそうな予感です。悩んだところで天には敵いません。天候と上手に向き合いながら柔軟に対応していきたいと思います。