7月26日    収穫の後は脱穀作業です    浜北畑   ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


早朝からの収穫作業を終え、作業場に戻ってまいりました。
この後は、ほうき草の種を脱穀機で取り除きます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
収穫したばかりのほうき草の様子


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、脱穀作業開始です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
脱穀後の様子
穂の曲がりが強いほうき草はこの時点で取り除きます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
脱穀後は茎の長さを揃えて束ねます。

このあと、ほうき草は一旦日陰で保管し、次の工程へと移ります。
この日は1年振りの収穫作業でしたが、収穫から脱穀までスムーズに進めることができました。思えばこのほうき草栽培プロジェクトを開始した頃は、足踏み式の脱穀機で作業し、大変な思いをしたり、なかなか思い通りに作業が進まず行き詰ったこともありました。その都度、試行錯誤し工夫することで栽培方法を確立しつつあると感じております。
まだまだ、品質・作業効率ともに伸びしろは残っておりますので、追究していきたいと考えます。

今年の収穫はまだ始まったばかりです。暑さに負けず頑張ります!