7月26日   いよいよ収穫を迎えました  浜北畑   ほうき草栽培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


種まきから75日、いよいよ収穫の時を迎えました。栽培している最中は長く感じられた時間も、過ぎてしまうとあっという間です。
収穫の喜びを噛みしめながら1本1本刈り取ります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
朝5時、夜明けと共に作業開始です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
葉を剝ぎながら1本ずつハサミで刈り取ります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
収穫は短時間勝負です。
黙々と作業し、どんどん積み重ねていきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
作業開始から1時間、雲の隙間から太陽が照り付けてきました。
気温が上がりきる前に目標の分量までの収穫を目指します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
午前8時30分 目標にしていた分量(全体の3分の1)の収穫を完了

今年は、ほうき草の品質強化を目指し、数日間に分けて少しずつ丁寧に収穫をおこなっております。天候を見ながらこの後もあと2回、収穫をおこないます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
2名で作業して3時間半、予定よりもたくさん収穫できました。

収穫した感触では、出来も上々のようです。しっかり防虫もできており、生き生きしたほうき草の感触が作業中も伝わってきました。
この後は会社に戻って種の脱穀作業です。引き続き丁寧に作業して参ります。