6月15日     元気に生長しております 浜北畑     ほうき草栽培  

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


畑への定植から3週間ほど経過した浜北畑。順調に生長しているほうき草に一安心しておりますが、ここで油断はできません。この日も畑の除草作業に入りました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
遠目で見ても力強く生長している様子が見て取れます。 


しかし、喜んでばかりもいられません・・・


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草に負けないくらい、雑草も元気に生長しております。
株間(ほうき草とほうき草の間)の雑草は全て手作業で取り除く必要があります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、作業開始です。
写真のような柄のついたクワで、根っこごと掘り起こします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草を傷つけないよう、慎重に雑草を掘り起こします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
掘り起こした部分は、土を被せて元に戻します。
この作業を畑一面、ひたすら作業します。

この日は、休憩を挟みながら3時間ほどで畑を一周して作業終了です。
まだまだ細かな雑草は残してしまいましたが、後日改めて作業に入ることにします。
除草作業は正直キリが無く、手を掛けようと思えば何時間でも必要です。そのくらい大変な作業ではありますが、手を掛ければ掛けた分だけより良いほうき草が収穫できると信じ対応したいと思います。この後も引き続き丁寧に育てていきます。