12月10日 新たな挑戦も始まります ほうき職人への道
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
先日、師匠を訪ねた際、新しい編み込みも習ってきました。
こちらがその箒です。
両手で持って掃除する長柄タイプの手編みほうきです。
編込み部分を拡大しました。
習得済みの短柄ほうきとの大きな違いは、上の写真のように耳と呼ばれるパーツが短柄は片側に1つに対して、長柄は両サイドに1つずつ計2つで形成されている点です。
基本となる編み方は短柄で習得した技術を生かせるのですが、ボリュームが増した分、編み込んでいく際の扱いには苦戦しそうです。
丁寧に手順とポイントをまとめていただきました。
一通りの手順を教えていただき、構造は理解できました。まずは、手順を頭に叩き込み、作り上げてみたいと思います。
短柄の技術も磨きつつ新たな課題として取り組んでまいります。