12月17日 箒でサッシのお掃除 商品紹介
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
12月も半ばに入り、今年も残すところ、あとわずかとなりました。年末に近づくと意識し始めるのが「大掃除」ではないでしょうか。箒の作り手ゆえに、大掃除をサボる訳にはいきません。
せっかくなので箒で掃除できる場所を探し、作業してみました。
日頃のお掃除では忘れがちな窓枠サッシを箒で掃除してみます。
ハンドブラシタイプのほうきで試してみます。
サッシの隙間にはちょうど入りましたが、穂のコシが強く、細かな砂の掃き残しが目立ちました。少し相性が悪いようです。
それならば棕櫚を原料としたハンドタイプの箒でどうかと、チャレンジしてみました。
先ほどの箒草のブラシ同様、サッシの隙間にピッタリと入り込むサイズ感です。
細かな繊維が特徴で、こちらの箒は穂が短めに切り揃えられており、適度なコシもあります。
少し擦るように溝に沿って掃くと、とてもスムーズに作業できました。
松永 美香子作 棕櫚箒 ミニ12cm
今回は棕櫚のハンドブラシに軍配が上がりました。
また色々な場所で箒の使い心地を試してみたいと思います。