6月16日 ほうき編み込んでおります。 箒職人への道
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
伊藤の住む静岡県でも梅雨入りし、なかなかほうき草の作業予定が立たない日々が続いております。畑でのほうき草作業の予定のない日は、もちろん社内で箒を編み込んでおります。
この日も1本編み上げました。
箒を編み上げた直後に写真を撮影したため、ほうき草が少し変色しておりますが、しっかり乾燥させることで、ほうき草の色目も良くなります。
このブログをお読みの皆さまもお分かりかも知れませんが、だいぶ箒の編み込みがキレイになってきました。
決して手前みそでなく、伊藤自身もだんだんと手ごたえを感じております。
拡大してみました。
近くで見ると、まだまだ箒の編み込みが整っていない部分もありますが、ほうき1本を作るたびに良かった点と反省点を明確にし、ほうきを作るごとに成長を感じられるよう作業していきたいと思います。
先日、箒職人の特設サイトを立ち上げさせていただきました。
第一弾の松永美香子さんに続き、伊藤の師匠である鈴木徹さんと伊藤の特設ページも公開間近です。
胸を張って公開できるよう、精進してまいります!