6月18日  雨の合間をみて短時間勝負! ほうき草栽培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


前日に浜北畑を巡回した際、畑まわりの雑草が伸びておりました。
この日は、畑まわりの除草を中心に作業に入りました。



箒職人を目指して ほうき草プロジェクト11
畑まわりの雑草が生い茂っております。

畑の中(箒草の生えている部分)は比較的キレイに管理できていますが、まわりもキレイに保ちたいところです。
ほうき草の生長には直接影響は無いかも知れませんが、ごみの不法投棄や作業環境の観点からもなるべくキレイに整えていきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト11
管理機と草刈り機で作業を進めます。 
草刈り機の担当は、同僚のKさん。畑作業にも慣れており、どんどん刈っていきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト11
あっという間に刈り取りました。

この日は梅雨の中休み、午後からは雨が降る予報です。
短時間勝負と思っておりましたが、無事目標の作業を終えることができました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト11
肝心のほうき草です。
少し虫食いが始まっている様子です。

次回は天候を見ながら、虫よけの農薬を散布する予定です。
ほうき草の栽培も今年で5年目、畑の様子を見ながら臨機応変に作業できるノウハウが備わってきました。
除草にしても、農薬散布にしてもそうですが、手遅れになってからでは取返しがつきません。
早め、早めに対応していきたいと思います。