2020年1月23日 ほうき作りを支える、愛すべき道具たち 2

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

皆さま、こんにちは。

今日も前回に続いて、伊藤がほうき作りに使用している道具を紹介したいと思います。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
こちら「目打ち」と言う道具になります。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
  目打ちは、編込んだ穂の位置を修正したり、



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
  ドリルで穴を空ける位置に下穴を空けたりと、活躍します。 


こちらも定期的にメンテナンスします。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から6
サビ取り剤を吹き付け、布で拭きあげます。
キレイに汚れを落とした後、サビ防止スプレーを吹きかけ作業終了です。

目打ちは、さほど出番は多くありませんが、もちろん欠かせない道具です。
今日もこんな相棒たちと、ほうき作りに励んでおります。