2019年7月16日 ほうきの編み込み 習得のために

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・

本日は、編み込みの練習を繰り返し行いました。先週職人鈴木師匠の作業を間近で見せて頂いたこともあり、作業スピードも速くなってきました。編込みだけであれば(選別や前準備・後片付けを除く)、1日で完成するぐらいのスピードです。
とはいえ、スピードよりも丁寧に編込むことを意識して作業に取り組むようにします(あまり、調子に乗らないように)。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑫

箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から⑫
下ガラが見えていますが
この後の工程(綴じ)を行うことで中に隠れます。

不思議なものですね。師匠の動きを見ただけで自分の問題点が分かりました。差は驚愕するくらいありますが、少しでも追いつくべく行動します。