6月23日(金)に一本の電話が・・・、JA高木様から「種蒔きをやり直すしかないですね」との連絡でした。
6月15日の確認では、昨年に比べ発芽状態が3~4割の状況で心配をしていた浜北畑。
JA高木様と青壮年部の皆様で再度畑を確認して頂いたところ、発芽が少ない状況は天候が理由ではなく、どうやら種蒔き機から上手く種が落ちていなかったことが原因でした。
と言うことで種蒔きのやり直しです(こういうことはたまにあるそうです)。
四の五の言っても始まらないので、気を取り直して6月24日(土)浜北畑で再び種蒔きをしてきました!

種蒔きのやり直しです 畑に到着し確認しました。確かに発芽していますが、所々断続的に発芽していない部分があり、
種が上手く蒔けていなかったことが判ります。このままでは収穫量が予定の半分以下になってしまいます。
種蒔きのやり直しです 一からやり直しするために、まずはトラクターで畑を再度耕します。
種蒔きのやり直しです 先日のブログで紹介した「線引き」と言われる農機具で、等間隔に種を蒔く線(印)を引いていきます。
種蒔きのやり直しです 前回同様に種蒔き機で種を蒔きます。今回は蒔き漏れの無いように1本の畝(うね)に2台連なって蒔いていきます。
もちろん、種が確実に落ちているか確認しながら種蒔き機を進めました。
種蒔きのやり直しです 種蒔き機から種が上手く落ちなかった犯人はこの「ひげ」(穂の切れ端)!
このような長いひげのついた種が種蒔き機に詰まったと思われます。
種蒔きのやり直しです 種蒔き機が種を次々と落としていくこの部分(赤丸部)に詰まってしまった模様です。

種の選別は入念に行いましたが、「ひげ」を取り除くところまでは手が回りませんでした(そもそもこの「ひげ」を取り除く作業は大変煩雑です)。
今後も種蒔き機を使用する場合、「ひげ」の除去が課題となりそうですが、今のところ「気を付けて蒔く」以外、手立てがありません。

とはいえ、蒔き直しも無事に終え、この後1週間ほどで発芽する予定です。
この種蒔きのやり直しで収穫は9月上旬にずれこみそうですが、収穫量が著しく落ち込むことは防げたようです。
今度こそ順調に発芽してくれることを祈ります。あ~~それにしても、やり直せる失敗で良かった。良かった。