5月24日、JA様より電話がありました。
「雨が降りそうなので、突然ですが明日25日に種まきしましょう。」
「・・・・・・・・・・・・・・」

ほうき草は農作物の一つ、天気には逆らえません。
いつも天気と格闘している農家の皆さまに早くも脱帽です。早速準備して25日に種蒔きすることに。

 

(翌日、雨が降るという予報通り、どんよりとした雲行きです)
今回種まきをするのは三方原地区(土壌:赤土)の2反です。

種まき
事前に種をまく間隔を意識しながら、耕運機で土を起こします。
(縦方向にラインを入れたように見えますが、これは耕運機が移動した跡です。)
昨年の結果から、種まきする横幅間隔は約45cmで設定。

 

種まき
新兵器登場!!
種まき機械のギアとロールのサイズにより種が落ちる間隔(進行方向)を調整します。
今回の種の落ちる間隔は38㎝ほどに設定しました。深さは3~5cmです。

 

種まき
ラインに沿って種まき機械を押して歩けば、種を植えることができます。

 

種まき

(こんな感じです)
3~4日で発芽予定です。

 

【今回のポイント】
①昨年、草が倒れた部分がありましたので、少しでも土が固い赤土の土壌でも栽培にチャレンジします。
②種をまく準備の負担軽減のために、事前に耕耘機で土を起こしながら種を撒く間隔にラインを付けました。
③秘密兵器の種まき機。昨年、腰が痛くなる人が続出したため、JA様に特にお願いして導入してもらいました!

前回、人海戦術でほうき草作りしたものの、作業者の疲労困憊は甚だしい状況でした。少しでもその負担を軽減するために、今回は様々な工夫を凝らしながら進めていきたいと思っています。
現在、あって当たり前の物も、実は先人たちの苦労があってこそのものだと気付かされました。当たり前と思っているものに素直に感謝しています。