6月23日 丁寧に育てます(半田畑) ほうき草栽培
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
本格的に梅雨入りし、天気予報とにらめっこの日々が続いております。
この日も急遽午後から半田畑の作業に入りました。
半田畑の様子です。
畑を貸してくれているTさんが定期的に管理してくれておりますが、やはり手作業が必要な株間の雑草は手ごわいです。
近づいた様子です。
このまま放置すると箒草の生長を妨げるのはもちろん、今後の作業にも影響してきます。
手間は掛かりますが、丁寧に除草します。
除草後の様子です。
この日は同時にほうき草の間引きも実施しました。
1つの苗から2~3本発芽・生長しております。
せっかく生長しており間引いてしまうのは少し残酷な気がしますが、力強く生長している1本の更なる生長を促すため、未熟な苗を間引いていきます。
間引き後の様子です。
間引かれてしまった小さな苗のためにも、残ったほうき草は今後も丁寧に育てていきます。
全体的には順調に成長しており、例年では害虫が付き始めるころです。浜北畑同様に、こちらの畑も次回は農薬散布を予定しております。
梅雨が明けるころには、一気に生長が加速します。いよいよ収穫を意識し始める時期となりました。
最後まで気を抜かずに頑張ります!