8月7日(月)、浜松工業技術支援センター様に煮沸用の窯をお借りしました。窯一杯に水をはり、ボイラー装置を使用して水を沸騰させます。この窯で、前回収穫したほうき草の煮沸作業を行います。沸騰したら、いよいよほうき草の煮沸作業が始まります。
一度に全てのほうき草を窯に入れることはできないため、穂を先に煮沸し、そのあと茎の順番で煮沸します。何束か煮沸作業を行うと、お湯の温度が下がってきてしまうので、再度沸騰させ、お湯の温度にも気をつけながら作業を進めていきます。
約1.5時間で煮沸作業が完了しました。煮沸したほうき草を工場に持ち帰り乾燥を行います。
煮沸後のほうき草をみると、脱穀後の乾燥の前に穂の曲がりを矯正したことで、昨年に比べて穂の曲がりが大幅に抑えられました。曲がっているほうき草はほとんど見受けられませんでした。
ほうき草を1本1本丁寧にパレットの上に並べ、乾燥作業へと移ります。約30分で作業が終了しました。
台風の影響で大気の状態が不安定で、ゲリラ豪雨と晴天が繰り返されていましたが、思い切って午後から天日干しすることに決めました。2~3日間の天日干し作業を経て、選別作業を行いたいと思います。