5月8日  ほうき草(ホウキモロコシ)も栽培スタートです   ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


5月の連休明け、本命のほうき草(ホウキモロコシ)も栽培スタートです。
昨年は梅雨が長く、収穫タイミングで天候が思わしくない日が続きました。今年は昨年の経験を活かし、10日ほど種まきのタイミングを後ろにズラしました。もちろん年により天候はまちまちですので、思惑通りに進まないかもしれませんが、梅雨明けに収穫時期が迎えられるよう天に祈りたいと思います。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、苗床を用意します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ホウキモロコシの種です。
先日のコキアの種と比べると10~15倍ほどの大きさのように感じます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
1粒ずつ手で種を蒔きます。
根気のいる作業ですが、既に毎年の恒例行事となっております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
2センチ角ほどの穴に種を落としていきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
最後に上から土を被せ、水をたっぷりとあげたら作業完了です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
鳥にいたずらされないよう、しっかりと防鳥ネットを被せます。

天候にも恵まれ、予定通り作業完了です。
およそ60枚のプランター(17,000株)を作業しました。全てが上手く育つ訳ではないので多めに準備しておくことが重要です。

例年通りであれば、1週間ほどで発芽の確認が取れるはずです。無事に発芽してくれることを祈ります。