7月2日 状況が心配です(浜北畑) ほうき草栽培
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
7月に入りましたが、まだまだ梅雨空が続いております。
この日も前日まで雨が降り続いており、ほうき草の様子が心配になり、畑を訪れました。
久々に晴れました。背丈はグンと伸びた様子です。
畑の水はけが良く、水たまりや、ぬかるみはありません。
畑を一周し、箒草の様子をうかがいます。
風雨により根本から倒れてしまっている箒草もありました。
ここまで倒れてしまっても、晴れの日が続けば自力で起き上がってきます。
ですが、翌日からしばらく、雨予報です。
この日のうちに出来ることを考え、倒れたほうき草を起こしておくことにしました。
根本を起こし、盛り土をして箒草を起こします。
2時間ほど作業し、終了となりました。
できる限りのことは出来たと思います。あとは箒草の自力で起き上がる力と天候に身をまかせるしかありません。
ここまで順調に生長してきておりますが、思うようにいかない事もあります。
改めて農業の大変さが身に染みた1日でした。