3月31日    ショールームを紹介します    吾妻箒 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


前回のブログで発信させていただきましたが、当社アズマ工業の浜松本社には来客用の展示室(ショールーム)がございます。社内の一角にありますので、どなたでも何時でもご覧いただける訳ではないのが残念ですが、今回は展示内容を少し紹介させていただきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
実際の使用環境を想定した畳スペースの様子
試し掃きや、撮影などに使うスペースとなっております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
新商品の紹介や、


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
様々なアイテムを陳列しております。
吾妻箒サイトで販売中の箒も並んでおります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
展示の中に興味深い物がありましたので紹介します。
こちらは、使い古した箒のようですが…。


実はこちら、約15年間お使い頂いた箒となります。
穂の部分は長年のご使用により擦り減ってしまっておりますが、他の部分に破損が無く、15年もの長い期間ご愛用いただけました。こちらのお客様は、15年使用した箒と同じほうきを再度お求めになられたとのことです。15年の間、大切に愛用してくださったことに感謝しつつ、このような状態になるまで使い続けられた耐久性にも手前味噌ながら誇らしく思います。

こちらのショールームには他にも多数の展示品がございます。また機会がありましたら、今回紹介できなかった展示品も紹介させていただきたいと考えております。