3月8日     心を込めて作業します     箒職人への道    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


先週、伊藤の編込んだ箒の無料モニターの募集を開始させていただきました。やるべきことも明確になり、俄然気合いが入っております。過去に練習で作り上げた箒も在庫しておりますが、やはり現状で出来る精一杯の箒を用意させていただきたく、1から取り掛かっております。
早速、編み込みの準備に取り掛かりました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
持ち手部分になる竹を切り出しました。

竹もほうき草同様に1本1本違う表情があり、扱っていて面白いです。国産の竹屋さんから取り寄せた竹を使用しており、油抜きや曲がりの矯正もおこなわれておりますが、わずかな反りや微妙な太さの変化など、同じ物は存在しません。もちろん天然物なので、そんなことは当たり前と言えば当たり前なのですが、箒に取り付けた時のバランスや握りやすさを意識しながら作業していると、改めて天然物の魅力を感じることがあります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の選別も順調です。

原料であるほうき草は国内の畑で種から育てました。まだまだ質を上げていき、安定した栽培を突き詰める必要はありますが、ほうき草の状態を見極め、良いところを生かすことが職人の仕事と考えます。

モニター様にご満足いただけるような箒を編み込めるよう、心を込めて作業します。
引き続きたくさんのご応募をお待ちしております。

応募方法などはこちらから↓↓↓

https://azumahouki.net/blog/20210304/