4月3日  ミニチュアほうき  ほうき紹介

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

みなさま、こんにちは。
4月に入りようやく春の兆しを感じております。

さて、先日師匠のところに訪問した際に、面白い箒を作って頂きました。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から27
小さくて可愛らしい箒です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から27
全長は7センチほどです。単3の乾電池ぐらいの大きさでしょうか?
 

どこの掃除に使おうか?考えるだけでも楽しいほうきですね。
パソコンのキーボードや本体のファンに詰まったホコリを取るのにも便利そうです。

実はこのミニチュアほうき、箒を作る過程で出る端材で作られております。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から27
穂先をカットした際に出る端の部分です。
 


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から27
こちらを丁寧に集めて束ねております!
 

 

ほうき草を余すことなく使い切る、「もったいない精神」の賜物です。
もったいないだけではなく、ほうき草の一番柔らかい部分のみを使用しているので、ある意味では一番贅沢な一品かも知れません。

こちらの作り方も教えて頂いたので、実際に自分でも作ってみたいと思います。
キーホルダーとしての販売や、箒のおまけとして皆さまにお届けできたら良いなと考えております。ご期待ください!