3月31日  早速、作ってみました  ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

ここ数日雨の日が続いており、どんより曇り空ですが、伊藤の気持ちは光明が差し込んできております。
先日、師匠に助言を受けた作りやすいサイズの箒をさっそく作成しております。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から26
こちらが完成したコンパクトバージョンのほうきです。
一見すると、今までと同じ物を作っているように見えますが、、、、


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から26
拡大した様子です。
耳と呼ばれるパーツに並べるほうき草の数を5本に減らしております。
今までは7本並べており、2本少ない分コンパクトに仕上がっております。
耳がコンパクトになることに合わせ、残りの玉(パーツ)も小さめに作ります。
作ってみた感想ですが、今までよりも手に収まる感触が良く、作りやすく感じました。
作業時間も今までより少しだけ早くなり、モノにできている手ごたえがあります。
商品化できるようこの形でしばらく作り込んでみたいと思います。