2月18日  渾身の1本作成中! ほうき作り

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から15
先日編み上げたほうき です。
 

全体的には上手に形がまとまったかと思います。
材料は質の悪いほうき草で練習しておりますので、機能性はあまり良くありません。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から15
このような「ガリ芯」と呼ばれるほうき 草で練習しております。

少し手応えをつかんできたので、今回 は「ガリ芯」のない良いほうき草で1本仕上げてみます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から15
「ガリ芯」のない良いほうき草を使って渾身の1本を編み上げたいと思います!

3月で、箒 職人鈴木氏に手ほどきを受けて1年が経過します。
完成した渾身の1本のほうき を持って、また師匠を訪ねたいと思います。

きびしいこと を言われてしまうかも知れませんが、気持ちを込めて作ってみます。