3月4日の「手編み箒をプレゼントいたします。」という記事で募集しているプレゼントキャンペーンに、たくさんのご応募をいただきありがとうございます。

弊社のInstagramの公式アカウントでも告知しましたところ、新しくこのブログを読みに来てくださった方もいらっしゃって…。嬉しい限りです。

先日アズマ工業公式Instagramで「もう迷わない!素材別!ほうきの選び方」という投稿をアップしていますが、こちらのブログでは箒の選び方と実際の商品ページへのご案内をまとめたいと思います。



<目次>
屋外用箒
葉脈ほうき
-化繊ほうき
黒シダほうき
赤シダほうき
-混穂ほうき

屋内用箒
座敷ほうき(手編み箒・カバー箒)
棕櫚ほうき(皮・鬼毛)




屋外用箒


葉脈ほうき(左)・化繊ほうき(右)

【(写真左)葉脈ほうき】
原料の主な生産地はインドネシアで、ヤシの葉から葉脈だけを取り出して作ります。張りのある程よい太さの繊維が芝生の間に入り込み、落ち葉やゴミを掻き出します。芝生などお庭のお掃除に向いています。
≫「葉脈ほうき」の商品はこちら


【(写真左)化繊ほうき】
化繊(かせん)とは、化学繊維の略で、主にポリプロピレン樹脂などを繊維状に加工し、穂の原料として使用します。水に強く、穂の太さもコントロールできるのが利点です。雪国では雪かき用のアイテムとしても使われています。
≫アズマ工業公式オンラインショップ快適百貨 内「化繊ほうき」の商品はこちら
※吾妻箒では現在「化繊ほうき」を取り扱っておりません。


黒シダほうき(左)・赤シダほうき(右)

【(写真左)黒シダほうき】
黒シダほうきの穂は「黒シダ」や「ヒタムファイバー」と呼ばれ、アレンというヤシ科の木から採取される繊維が原料となります。ほうきを製作する前にしっかりと精製され、細かい汚れもしっかりと掃くことができます。水にも強いです。
≫「黒シダほうき」の商品はこちら

【(写真右)赤シダほうき】
赤シダほうきの穂の原料は、パルミラと呼ばれるヤシ科の木から採取されます。パルミラの主な産地はインド、スリランカで、自生しています。繊維が太く、コシが強い掃き心地が特徴。アスファルトの落ち葉や大きめなゴミの掃除を得意としています。
≫「赤シダほうき」の商品はこちら


葉脈×黒シダの穂(左)・化繊×化繊の穂(中)・黒シダ×赤シダの穂(右)

【混穂ほうき】
異なる複数の穂の素材を組み合わせて作り上げたほうきは「混穂(こんぽ)ほうき」と呼びます。葉脈と黒シダ、細い化繊と太い化繊、黒シダと赤シダなどがあります。組み合わせることでそれぞれの穂の特長を活かして様々なサイズのゴミのお掃除が可能に!どこで使用するかによって選ぶのがポイントです。
≫アズマ工業公式オンラインショップ快適百貨 内「混穂ほうき」の商品はこちら
※吾妻箒では現在「化繊ほうき」を取り扱っておりません。



屋内用箒


座敷ほうき(左)・棕櫚ほうき(右)

【(写真左)座敷ほうき】
穂の原料は、ほうき草というイネ科の植物です。天然素材の原料ですが、素材から出る垢がなく室内でも安心してご利用いただけます。畳はもちろんフローリングや板の間でも大活躍です。適度なコシがありながらも穂先が柔らかいのが特徴で、ご使用の際は畳やフローリングの目に沿って優しく掃いていただくと、接地面を傷つけることなく掃除することができます。
≫「座敷ほうき(ほうき草の箒)」の商品はこちら

【(写真右)棕櫚ほうき】
穂の原料は棕櫚(シュロ)という名前のヤシ科の木から抽出されます。樹皮を精製することで中の繊維のみを取り出します。シュロの繊維は腐りにくく伸縮性も高いため、古くから縄やタワシの原料として親しまれてきました。穂先のみをほぐし、コシを残した『皮』と繊維を1本1本ほぐし、柔らかい掃き心地の『鬼毛』があります。
≫「棕櫚ほうき」の商品はこちら