今回も家の外で掃く箒づくりのお話です。

前回までは黒シダほうきについてご紹介しましたが、今回は赤シダほうきです。
赤シダほうきにも黒シダ同様、穂抜け対策として「ボンド付け」を行ってみました。
ただ、通常赤シダほうきにはボンド付けを行っていないため、「ほうき試験機」での結果次第では、できればその工程は省きたいと思っています。

というのも、赤シダほうきの繊維は黒シダに比べ太く結束しやすいので、そもそも黒シダほどの穂抜けがしにくいという特長があります。
それに加えて、実はボンド付けを行うことで、コシが出すぎてしまい、穂一本一本で掃くというよりは、穂の塊で掃いている感覚がします。

物は試しと思い、ボンド付けをした赤シダほうきを試作してみましたが、正直あまりよくありません。
とはいえ、いま悩んでも仕方がないので、「ほうき試験機」の結果が出てから再度考えたいと思います。

追伸)今さらながらですが、人生の中でこんなに箒のことを考えることがあろうとは思いもしませんでした。
つらつらブログを書きながら「ほうき愛」が強いなぁなどと苦笑しています。