ほうき草の収穫が終わり、やや気の抜けた感もありますが、まだ半田畑には収穫物が残っています。
紅あずま、さつまいもです。
ここ数年、年に一度のアズマ感謝祭で焼き芋を振舞いたいと、芋づくりをしています。

10月31日、やっと紅あずまの収穫の日がやってきました。ほうき草と違い、紅あずまは地中の中で育っているので、食べごろなのか掘ってみないと分かりません。ドキドキする瞬間です。

普段忘れてしまっている記憶を何かのきっかけで思い出すことがありますが、芋ほりをすると決まって思い出すのは幼稚園の時の芋ほりのこと。土を夢中でかき分け、芋を抜き取ったあの喜び、よほどうれしかったんでしょうね。あの頃と違い、スコップや鍬を用いて芋を掘り出します。

ん?

掘れども掘れども、カボチャ?みたいなサツマイモばかりです。
今年は雨が少なかったうえに、すこぶる暑かったのでうまく育っていないようです。

2畝を掘り出しても状況はあまり変わらず、このありようです。やっぱり難しいですね。とはいえ、今さら悔やんでもしょうがないので、収穫したものを袋に入れ、今年の芋ほりは終了です。

これで今年の半田畑の物語は終わりです。
喜んだり、苦しんだり、毎年いろんな出来事がありますが、いい想い出だなぁと思えるよう、昔の自分に励まされるように、今を大切に過ごしたいと思います。
今年もありがとうございました。