5月17日    発芽の状況が良くありません     ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


種蒔きからおよそ1週間、ほうき草の発芽状況があまり良くありません。発芽していない部分の種を諦め、追加で種を蒔く判断をしました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
発芽した苗は順調に生長しております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
何とも寂しい苗床が見受けられます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト

少しでも早く苗の生長が追いつくよう、大急ぎで追加の種を蒔きます。
芽が出ていない苗床に穴を空け、一粒ずつ丁寧に種を落としていきます。この際、全て蒔き直した方が効率の良い気もしますが、せっかく発芽している苗も大切に育てたいため、不足部分を補うこちらの方法で作業を進めます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
余っていたプランター分は、新たに一から追加で種を蒔きました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
20枚(およそ6000株)のプランターを作業しました。

追加分も何とか無事に発芽し、既に発芽している苗と共に元気に生長して欲しいものです。苗の植え付け予定まで残り10日ほどです。追加で種を蒔いた分は、不足分を補う役回りになりますが、この後も丁寧に育てていきます。