2020年2月3日 種の準備が進んでます。 ほうき草栽培
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
みなさま、こんにちは!
本日も引き続き、ほうき草の種の準備を紹介します。
前回の種もみが完了した様子です。
こちらに水を入れます。
水を入れよく かき混ぜます。
少し待つと、実のつまった種は沈みます。
水に浮いている未熟な種や、不純物を静かに取り除きます 。
はやる気持ちを抑え、丁寧に作業していきます。
だいぶキレイになってきました。
実のつまった良い種が用意できそうです!
続いて、種をよく 乾燥させます。
陰干しで、小まめに新聞紙を交換し、しっかり乾燥させる事がポイントです。
丸1日乾燥し、しっかり水気を取りました。
種の準備が完了です!
この後は冷暗所に保管し、じっと春を待ちます。
過去の栽培から種の重要性を認識しているため、じっくりと作業しました。
効率を上げることも大切ですが、要所でしっかりと時間をかけ、良い物を作っていきたいと思います!