4月16日  ミニほうき作り  

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は? 

先日紹介しました、ミニチュアの箒を作ってみました。簡単に作り方を紹介いたします。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から30
原料は集めておいた穂先の端材を利用します。



箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から30
穂先を揃えながら、50本ていねいに集めます。


箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から30
50本の束を2つ作ります。




箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から30
2つの束を更に1つに束ね合わます。




箒職人を目指して 伊藤さんの日誌から30
束ねた根本と穂先をカットして完成です。


時間にして30~40分ほどで1つ作れました。
穂先の揃え方など、もう少し改善の余地はありそうですが、まずまずの手ごたえです。 

端材を再利用しながら、すきま時間で作業できるので、今後もちょっと時間が空いた時などに積極的に作ってみたいと思います。