2019年11月14日 ほうきの編み込み 苦手な個所を集中して練習します。
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、自ら手を挙げ、箒職人になるべく奮闘中の伊藤さん。さて、今の活動は・・・
14日、本日は耳部分の編込み工程の練習を集中しておこないました。
余った茎部分を利用し編込みサンプルを作っることで、原料(穂)をムダにすることなく、編込み工程の練習ができます。
写真は、一番最初に師匠鈴木氏の講習を受けた際に作って頂いた見本です。
茎を利用して練習を繰り返します。
課題となっている編み目のバランス・糸の置き方を意識して同じように作ってみました。
効率よく、じっくりと考えながら作業できるため、良い練習になります。
同じ個所を集中的に練習できます。
編み目の大きさやバランスは均等に保たれて編めております。
もう少し、皮穂(皮穂に見立てた茎ですが)を押し上げて、赤線のあたりに糸を通せた方が良かったです。
コツがつかめてきました。
反対面も同じように、もう少し押し上げて皮穂を付けていった方がきれいにまとまります。
練習方法としては、効率よくレベルを上げれそうなので、続けて作業してみたいと思います。