もうすぐクリスマス、そしてお正月ですね。
子どものころはクリスマスケーキよりもお年玉がもらえるお正月に魅力を感じ、この時分から「もういくつ寝ると・・」と思ったものです。ただその狭間にある大掃除は・・・、いつも逃亡していました。
 ある調査によると、夫と妻では大掃除に対する満足度が違うそうで、男性は「きれいになった」ことに重きを置き、女性は「一緒にやってくれた」ことに重きを置くとのこと。母から見て、子どもの頃の私は憎たらしい存在だったのだろうと今更ながら思います。

 (懺悔はこのくらいにして・・・)

今年も無事にほうき草の収穫も終え、明治神宮にも箒(ほうき)を奉納することができました。ただここ2,3年、ほうき草の収穫をしたときに残念に思うのが、箒(ほうき)にできないほうき草が大量に発生すること。主には以下のほうき草です。
①茎が短く、編み込みができないもの
②茎の一部が虫に食われ、編み込みができないもの
③生長の過程で穂が曲がってしまったもの
④穂が短く、掃く機能が満たないもの

手間暇かけてほうき草を作ったにもかかわらず、これらは捨てざるを得ません。ただ、①と②については箒の生命線である“掃く機能”には何ら影響がなく、ただ編み込みができないだけです。これらを箒に使えないか、今年は手編み箒を作る傍ら、これらのほうき草の活用についても検討をしておりました。

そして、遂に出来上がりました。

新たな挑戦1

詳しいお話は次週にお伝えいたします。今年ももう大詰めですね。
寒暖差が激しい今日この頃、お体に気を付けてお過ごし下さい。