収穫したほうき草はその日のうちに種を取り除き、3~5日間天日干し(日陰干しでも可)します。天日干しによりほうき草の乾燥が進むので、カビの発生を防ぐことができます。と同時に、いつの間にかほうき草についた虫たちがいなくなります。
しかし、ほうき草は天日干し後もゆっくりと成長を続けており、そのままにしておくとほうき草そのものが固くなってしまいます。 柔らかいほうき草にするためには、煮沸して成長を止める必要があります。
今年も昨年お借りした浜松工業技術支援センター様(浜松市北区新都田)の設備を使って煮沸します。
1本1本丁寧にほうき草を並べて乾燥させます。
3時間ほど天日干しし、この日の作業は完了です。
この後、3日間ほど天気の様子を見ながら天日干しを行います。良く乾燥させれば、箒(ほうき)づくりの原料としての準備は完了です。