決起会のちょうど前日、JA様とコラボして進める浜北畑では着々と準備が進んでいました。とかく非効率な箒(ほうき)の栽培を少しでも負担なくできるよう、創意工夫を繰り返しています。

今回は効率化の一つ、種蒔きをご紹介します。 直播きの場合、発芽がうまくできないとその部分への植え直し(ひいては生育の違い)などが生じ、非効率です。そこで今回から浜北畑でも直播きを止め、プランターへ種を蒔き、ほうき草の苗を育てることにしました。

ほうき草の種まき JAとぴあ浜松 育苗センターの設備をお借りし苗の準備を行いました。
ほうき草の種まき まずは機械に土を入れ、準備します。
今回は、スポットで設備をお借りするため、手作業で機械に土を入れます。
ほうき草の種まき ほうき草の種まき 空のプランター(200穴)を用意します。
機械にプランターを通し、穴に土を入れていきます。
ほうき草の種まき ほうき草の種まき 200穴用のローラーを通過し、土にほうき草の種を入れる穴を空けます。
ほうき草の種まき ほうき草の種まき 一つの穴に3粒ずつ落ちるよう、機械でほうき草の種を蒔いていきます。
ほうき草の種まき ちょっと分かりにくいですが、こんな感じです。
ほうき草の種まき ほうき草の種まき ほうき草の種まき ほうき草の種(苗)が病気でやられないよう薬剤を散布し、土をかぶせ、水を掛けます。この間、一連の動きです。
ほうき草の種まき ほうき草の種まき 温度・湿度が管理された発芽室に搬入し、ほうき草の発芽を待ちます。
今回は余裕分も含めて、70枚のプランター(14,000株)を用意しました。

この後、数日で発芽し、ほうき草の苗の根が張るまで生長させ、5/25(金)に定植作業を予定しております。
土の中へ指を差し込み、できた穴に種を蒔く経験を経て、毎年効率化を図りながら、ようやく現代の農業に近づいた栽培方法の確立が出来てきている感触です。今年のほうき草の栽培も無事成功させ、機械化・効率化を最大限に突き詰めた栽培マニュアルの確立ができるよう進めて参ります。