半田畑を担当している山下です。今年もよろしくお願いいたします。
2024年5月18日、久しぶりに半田畑を訪れました。一緒にほうき草を栽培しているT氏によって畑はしっかりと管理されていて、畑を見るたびに、T氏の人柄を感じることができます。本日はほうき草の種まきです。
例年、肥料過多でほうき草の茎が太くなる傾向があるので、昨年に引き続き今年も畑を事前に耕すだけで、肥料をまかずに直まきすることにしました。以前は紐などを用いて間隔を測りながら種まきしていましたが、「(私に合わせてか?)まぁ、だいだいでいきましょう」ということに…。芽が出たときにT氏と私の“だいだい”が可視化されますが、「まぁ、私の人柄はそんなものです」と早々に開き直り、“だいだい30cm”でほうき草の種をまきます。
まいた種を目当てに途中小鳥がやってきて、ついばんだりもしていましたが、それはそれでなんとなくほっこりとして、そのままにしておきました。
「ほうき草づくりの伝統を受け継ぐ」 しなければならないという想いは、人を奮い立たせることもありますが、時に重荷となり袋小路に迷い込むこともあります。でも、負担に感じたら立ち止まり周囲を見渡せば、小鳥のさえずりさえも聞こえない自分に気付くかもしれません。
のんびりいこう
今年も楽しみながらほうき草プロジェクトを進めたいと思います。