8月6日、いよいよ半田畑のほうき草を収穫します。
今年は暑さのせいか害虫に襲われることなく、着実にほうき草が育ちました。
生育の状態に多少のばらつきはあるものの、箒の穂として充分使えそうです。
一本一本ほうき草を収穫していきます。

ところで、ブログを見ている社員さんから「手伝いますよ」という温かい声を掛けていただき、今年のほうき草の収穫は9名で行いました。

たくさんの仲間と一緒にやる作業はやはり楽しいですね。
ワイワイガヤガヤしながらも、それぞれが阿吽の呼吸でやることを見つけ、テキパキと物事を進めていきます。


Sさんも「みんなでやる作業、なんかいいですね」と思わず一言。
30分くらいであっという間に終了です。

その後は3ヵ月間お世話になった畑をキレイにするために、ほうき草の根本を草刈り機で切り取り耕運機を掛け、その傍ら、先日できなかった「紅あずま」の草取りと蔓(つる)返しを行いました。

性格がでるもので、耕運機もまっすぐ進む方がいれば微妙にずれたり、おっかなびっくりで蔓返しをする方もいればザクザクと返したり。
笑い声が絶えない、ほんわかとした時間を過ごします。

すべての作業は8時半には終了しました。

いつものことですが、ほうき草を収穫した後の整然とした畑を見ると、走馬灯のように今までの場面が頭をよぎります。

「露と落ち 露と消えにし わが身かな 難波のことは 夢のまた夢」(豊臣秀吉 辞世の句)

何とはなしに儚(はかな)い感じもしますが、やり切った感もあります。
入り混じった気持ちを心に留めて畑を後にしました。

手伝っていただき、ありがとうございました。
本当にお疲れさまでした。