7月12日、早朝から一人で草取りを行いました。
「今日はゴルフがあるから手伝えないよ」というT氏に甘えるわけにはいきません。
耕運機が入ることができないほうき草間の除草作業を黙々と進めます。

一人でやる草取りはなかなか大変です。
10列ほどあるほうき草の1列が終わったころには、気持ちがかなりめげていましたが、昨日のT氏の姿を思い出し、「なんと情けない、まだまだ」と気持ちを振り絞ります。

3列目をやり始めた矢先に雨が降り出し、「止めようか」とも思いましたが、「もうちょっとだけ頑張ろう」と雨に濡れながらも草取りをしていると、突然T氏が「やぁ、雨でゴルフが中止になったから」と笑いながら手伝いに来てくれました。

腰が痛いとか、手の握力がなくなったとか、泣き言がいっぺんに吹っ飛びました。

コロナ禍で人との関係(絆)が薄くなり、「自分」を中心に物事を考える傾向が増えていたような気がします。
人は人によって励まされるものですね。
「自分」ではなく「相手」を慮ることで、「自分」を演じる元気が出てくる。
そんなことを想いながら、一緒に5列目までを終了させました。

雨が強くなってきたので、潔くこの日は終了とし、明日に持ち越しました。感謝です。