ほうき草栽培プロジェクトでは、浜北畑と半田畑、2か所でほうき草の栽培を行っています。

今回は半田畑の物語。

所変われば品変わるではありませんが、同じ浜松市の土地でもほうき草の生育に違いがあります。

浜北畑の物語と比較しながら読んでいただければ幸いです。

さて、半田畑の始動は5月11日。

雨の予報でしたがなんとか持ちこたえ、曇り空の下、作業を進めました。


半田畑で使う苗床は、ほうき草の根を深く張らせるために、トレー周囲を板枠で囲ってかさ上げし、土を多く敷き詰めたもの。

そこに水を充分撒いた後、箒草の種をパラパラと全体に蒔き広げます。

その上にやさしく土を被せ、水を掛けて終了です。


こういう時は性格がでるもので、「種を全体にパラパラ」のつもりでも偏りが生じたりします。

横目にT氏の作業をみると、実に正確。

ふと、小学校の時に手伝った田植え作業で父親に怒られたことを思い出し、三つ子の魂百までとはよく言ったものだぁなどと思わず含み笑いをしてしまいました。

種の中の次の生命がすくすくと育ち、無事に芽が出ることを楽しみにしています。