11月28日   アズマ感謝祭 今できること (半田畑)  番外編

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?

前回の試し掘りから1週間、期待と不安が混じる中、感謝祭実行委員メンバーが半田畑に集まりました。
今年はコロナウィルスの影響で感謝祭は中止となりました。そんな中でも今できることを感謝祭メンバーで模索し、収穫した紅あずま(サツマイモ)を「子ども食堂」に寄付することにしました。小さなことかも知れませんが、日ごろの感謝を込めて地域に貢献したいと思います。

とは言え、肝心な紅あずまの生長によっては、小さな感謝祭もできないかも知れません。
神にも祈るような気持ちで作業に取り掛かります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
畑の様子です
前回と変わらず、弦は元気に育っています。
 


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
弦を取り除き、さっそく掘っていきます。
丁寧に土の中の様子を探ります。
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前回の試し掘りと違う手ごたえです!


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
どーん!っと立派なお芋が姿を現しました。
良かったです!小物ばかりでは寄付どころの話ではなくなってしまいますので、一安心です。作業に勢いもつき、次々に立派な紅あずまが収穫できました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
感謝祭実行委員メンバーのSさんも安心の表情です。
無事、麻袋2袋ほどを収穫し、満足な結果となりました。
この後、収穫した紅あずまは冷暗所で寝かし、12月上旬に地元浜松市の社会福祉協議会を通じて子ども食堂に寄付させていただきます。

今年も畑を貸していただき、手入れをして頂いたTさん、頑張ってほうき草と紅あずまを育ててくれた半田畑に感謝し、帰路につきました。