11月26日 紅あずまはどうなった?(半田畑) 番外編
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
少し前の話になりますが、10月下旬、久しぶりに半田畑を訪れました。
今年のほうき草栽培は終了しておりますが、忘れてはいけません。恒例となっている紅あずま(サツマイモ)の栽培は続いております。
例年であればそろそろ収穫時期です。無事生長しているでしょうか? 早速試し掘りをすることにしました。
紅あずまの様子です。
弦は青々と生い茂り、元気な様子です。
しかし、大切なのは土の中、肝心のお芋は大きく育っているでしょうか?
早速、Tさん指導のもと試し掘りをしてみることに…
お!姿が見えました! 焦る気持ちを抑え丁寧に掘り進めます。
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勢い良く掘った割に小物が現れました。気を取り直してもう1箇所、反対の隅を掘ってみます。
???
更にサイズダウンです。
今年は長雨・猛暑の影響で、農作物全般的に生長が悪いとの前情報は入っておりましたが、その中でも土の中で育てる芋の関係は比較的豊作とも聞いておりました。
不安と淡い期待を抱きながら試し掘りを試みましたが、期待は見事に打ち砕かれてしまいました。
とは言え、この日は試し掘り、まだ掘っていない畝の中央部分の様子は分かりません。
本番の収穫を11月上旬に設定し、残り1週間ほどで少しでも大きくなってくれることを祈りながらこの日は畑を後にしました。
例年、紅あずまは収穫後、年末のアズマ感謝祭において焼き芋にして来場者に振舞っておりましたが、今年はコロナウィルスの影響で来場者の安全を最優先に考え、感謝祭を中止としました。
残念ですが、感謝祭実行委員がこの状況の中で何が出来るか模索しております。