こんにちは。製造部・箒職人の渥原です。
前回、苗の定植の様子をお伝えしました。
今回は、直幡で栽培を行う畑に種まきをした様子をお届けします。
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②種を直播する畑
L字畑での苗の定植後、もう一つの畑に種まきをするため、移動しました。
こちらの畑では、直播を行います。
この畑は中央に木の切り株があり、コの字形をしているため、「コの字畑」と呼ぶことに。
実は、昨年も直播を行ったのですが、種を入れすぎたり、間隔が狭すぎて、ほうき草がうまく育ちませんでした。
今年は、昨年のリベンジです!!
といっても、昨年と同じ事態にならないよう、作戦は立ててきました。

畝に穴を開け、1穴に3粒ずつ、種をまきます。
苗を育てる時は種を1穴に2粒ずつとしていましたが、直幡は発芽率がはっきりしないところがあるため、苗の時よりも種を多めにしたい。ですが、あまり多すぎると栄養が足りなくなり、生長へのリスクがあります。ベストな数を見つけるべく、今年は1穴3粒で試してみようと決めました。
種の数は徹底し、植える間隔は、昨年と同じ「大体30㎝」で行くことにします。
プランターに使った土が少し余っていたので、種を植えた後に上から被せ、ほうき草の発芽と生長を促します。


プランター用の土は、粒子が細かいため、初めだけ、水を吸いにくく、はじいてしまいます。 今夜の雨で、土が流されないよう、水を撒くことにしました。

プランター用の土が、1/3程種を植えたあたりでなくなってしまったので、残りは畑の土を被せます。 3時間程で直播作業は終了です。 こちらも、どの種を植えたかわかるよう、目印を打ち込みました。

少しだけ、時間と畑が余ったので、「赤色の種」と「灰色の種」の苗を定植することにしました。
今年は種を色ごとに分類しました。多いのは黒い種や赤黒い種ですが、他にも赤色、茶色、灰色、殻がない種といった特徴を持つ種がありました。
これらの苗を空いた場所に定植し、生育状況を観察していきます。

これだけの面積で直播を行うのは初めてです。
2週間たった頃に様子を確認し、発芽率が悪いようなら、追加で種を撒こうと思います。




















