こんにちは。製造部・箒職人の渥原です。
4/16に発芽を確認してから、約1週間が経過しました。本日4/22、種の生長の観察をしていきます。
気温が高く、晴れの日が続いていることもあり、ほうき草はぐんぐん生長しております。
このまま生長すれば、4月30日前後に畑へ定植となりそうです。


「ん?」
水まきをしながら、苗を観察していると、生育が悪いプランターが3枚あります。
一番はじめに発芽が確認された、裸の種を植えたプランターです。
しかし、理由はすぐにわかりました。
裸の種には、若干欠けていたり、割れているものも混ぜたため、発芽率が他の種に比べ悪くなりました。来年は種を選別する際、裸の種は除くようにします。

もう一つ、気になることがあります。
毎年、何本か芽をだすのですが、葉が白い苗がちらほら見受けられます。
これらは葉が白い為、発芽はしても、光合成ができず、枯れてしまいます。
ほとんどが、赤黒い種を植えたプランターから芽を出しましたが、こちらは原因不明です。

話は変わりますが、毎年圃場(ほじょう)をお借りしている農家の方から、畑の選定が終わったとご連絡を頂きました。
毎年1箇所ですが、今年は2箇所です!
実は収穫量を増やすため、例年の1反程の畑をお借りしていましたが、1反半程の畑をお借りできないか相談していました。これだけの面積があれば、十分な量のほうき草を栽培できそうです。
そして、どちらも畑灌(※)が備わっている畑をご用意いただきました。ありがたいです。昨年お借りした畑には畑灌がなかったため、毎回水をポリタンクで運び、足りない際には急遽近くの川で水を汲んだこともありました。
※畑灌(はたかん):正式には 「畑地かんがい」。畑地に水を供給するためのかんがい設備のこと。パイプなどを使って水を引き、散水できる仕組み。




今年の栽培計画ですが、プランターで育てた苗を畑の1反程に定植し、残りの0.5反は直播を行う予定です。 畑に混ぜる肥料を置きに行く機会があるので、その際に改めて二つの畑を見てみて、どちらの畑に苗を定植するか決めようと思います。