8月27日 天候は晴れ。

お盆休みに雨が降ったこともあり、予定を1週間遅らせ、本日乾燥させたほうき草の取り込みを行いました。
どのパターンで干したほうき草も、きれいに色が抜け、十分乾燥されております。

それぞれのパターンごとに、ほうき草の状態を確認します。
穂先をパイプで押さえつけて乾燥したほうき草は、穂先の曲がりも矯正され、きれいな状態で乾燥できました。

穂先の曲がりが矯正され、充分に使えそうです。

しかしながら、その他パターンで乾燥させたほうき草はあまり芳しくありません。

穂先を縛ったほうき草は、穂を縛った部分に癖がついてしまいました。
茎を縛ったほうき草は、縛った跡がつき、状態によってはその位置で折れてしまいました。

1本1本丁寧に並べ、穂先を矯正しながら乾燥させなければいけないということを痛感しました。
穂に癖がついてしまったほうき草については、保管方法を工夫して、穂の曲がりを矯正したいと思います。

この日は、取り込んだほうき草の選別作業までを行いました。
虫食いが発生しているほうき草を除去し、ほうき草の茎の太さで選別します。

虫食いの穴があることで、折れやすくなり、箒には使えません。
10mm未満の箒草と10mm以上で選別します。

今年はほうき草の茎の太さにバラつきがありますが、細いほうき草と太いほうき草の割合は6:4くらいで、比較的細いほうき草が多いように感じます。
取り込んだほうき草は、1ヶ月程度、穂を矯正する状態でほうき草を保管し、様子を見てみようと思います。