5月28日 天候は晴れ

箒草の苗の定植から4日目。
畑の様子が気になり、期待と不安を胸に浜北畑へ向かいました。

全体を見渡す限り、何の問題もなく順調に生長しているように見え、ほっとしたのも束の間。
1本1本のほうき草の苗を確認すると、先日の大雨で畝の土が流されており、根が出てしまっているものがあります。
うまく根付かず、枯れてしまっている苗もありました。

急いで畝を立て直したいところですが、この日の作業は2名。
全ての畝を立て直している時間はありません。
そこで、枯れている苗は新しい苗に植え替え、根が出てしまっている苗には土を掛け、根を土の中に植えこみました。

2時間半ほどで全てのほうき草の苗の確認、植え替えを終え、本日の作業は終了です。
順調に生長している苗からは、太く新しい茎が出ていました。
今回の作業で箒草の苗が順調に生長してくれることを願いながら畑を去りました。

伝統を引き継ぐ難しさを早くも痛感しました。
引継ぎのマニュアルには、「ほうき草の苗を定植する」とだけあり、具体的な定植方法について記載がありませんでした。
文字にされていないところにこそ、様々なノウハウがあるのだと思います。

今回の場合、ほうき草の苗を入れる穴の深さが足りなかったようです。
次回はプランターの土の部分まで埋まるくらいの穴をあけ、苗を入れた後、土をかぶせ軽く抑えたいと思います(この「軽く」が伝えにくいのですが・・・)。