生長が遅れていたほうき草も穂が垂れはじめ、種用として残しておいたほうき草も、種にしっかり色がついてきたので、本日残りのほうき草の収穫作業を行うことにしました。 暑さ対策として、前回同様、早朝5時より収穫作業開始です。
こちらが収穫したほうき草です。
種もしっかり膨らみ、ずっしりとしています。
ほうき草の種は、赤と黒の二種類がありますが、とある地方では黒い種の方がより良質だとされている様です。来年、種の選別を行う際、黒い種と赤い種で分け、栽培してみるのも面白いかもしれません。
今年のほうき草は、茎が細く、穂が短いものが大半でした。
なかなか、良いほうき草が見つかりませんでしたが、最後の最後に今年一番のほうき草を見つけることができました。
来年は、このようなほうき草が多く収穫できるよう、間引き作業を徹底したいと思います。
約3時間ほどで、すべて収穫することができました。
本日収穫したほうき草です。
工場に到着後、すぐに脱穀作業を行います。
脱穀したほうき草を選別していきます。
今年二回目の作業ということもあり、皆さん慣れた様子で作業に取り掛かっています。
職人さんの様です(笑)。
前回同様ガリ芯も廃棄せず、乾燥させてハンドブラシを作ってみようと思います。また、
穂が開いて使えないほうき草は茎の部分を乾燥させ、ガラとして使ってみます。
穂の曲がりを直していきますが、この時期に収穫するほうき草は、穂の曲がりが大きく、なかなか直りません。そこで、30分程、エアコンの室外機の前で乾燥させ穂の曲がりを矯正することにしました。多少、ほうき草を乾燥させることで、穂の曲がりは矯正しやすくなります。
曲がりを矯正したほうき草をパレットにならべ、乾燥させます。脱穀した種も、来年の栽培用として、段ボールに薄く敷き、数日陰干しします。
浜北畑の収穫作業が終わりました。
今年は、昨年以上に皆さんに協力していただき、また、たくさんのアイデアを提案いただき、工夫しながらほうき草栽培に取り組めたと思います。
今年も反省点はあり、こうしてたら良かったかもしれないと思うことがありますが、この反省を活かし、来年こそ、良質なほうき草をたくさん収穫できるよう、取り組みたいと思います!
ありがとうございました。