8月4日 天日干し2日目 ほうき草栽培
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
前日に引き続き、この日もじっくりと時間を掛けて天日干しをおこないました。
天候も晴れ、絶好の作業日和です。
長い時間、日に当たるよう、南面にほうき草を広げていきます。
穂が重ならないよう、1本ずつ並べます。
半日乾燥させたのち、1本ずつ穂を裏返します。
裏返すと、穂が緑色をしております。まだ乾燥具合は30%ほどでしょうか。
この後、夕方までじっくりと乾燥させました。
午後からは少し曇ってしまい、思うように乾燥できませんでした。引き続き完全に乾燥するまで天日干し作業は続きます。
ほうき草に触れながら、早く今年のほうき草で箒作りをしたいなとワクワクした気持ちで作業をおこなった1日でした。