7月6日   害虫対策をおこないました  浜北畑   ほうき草栽培    

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


2日だけ雨が上がった梅雨の中休み、この日を逃すと次に畑に入れるのがいつになるか分かりません。ぬかるみが残る畑に入り、ほうき草に農薬の散布をおこないました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の背丈は1メートルほどまで生長しております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の葉の様子です。
畑に入れなかった間に虫食いが進んでなくて良かったです。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
早速、タンクに水を汲み、農薬を調合します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の葉と茎にまんべんなく農薬を散布します。

いつ雨が降り出してもおかしくない曇り空の下、急ピッチかつ丁寧に1本1本農薬を散布しました。本来であれば晴れ間が続く日に散布したかったところですが、昨年に引き続き数日間つづけての晴れ間は期待できそうもありません。
※せっかく散布した農薬も雨で流れ落ちてしまう可能性があるので、本来は雨の前には散布したくありません。

とは言え、何もしないよりは効果があると思いますので、何とか作業ができて良かったです。収穫前にはもう一度、農薬散布に入る予定です。不安定な天候が続きますが、やるべきことをしっかりと事前に準備して日々を過ごしたいと思います。