9月1日  来年に種をつなぎます  ほうき草栽培

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


先日までの種もみ作業を完了し、さらに細かく選別をかける作業をおこないました。



箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ほうき草の種もみが完了し、水に入れて選別をかけていきます。



箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
水に浮く、熟していない種や細かなゴミを丁寧に取り除きます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
沈んだ種だけになったところで水を切ります。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
水に沈んで残った種の様子。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
その後、乾燥させ水気を完全に切ります。

よく乾燥させ、ほうき草の種を拾い出し確保します。
例年通りであれば、充実した種が全体量の4分の1ほど取れる見込みでしたが、今回は10分の1程度しか抽出できませんでした。

充実した種の割合が少なく、確保に時間が掛かりそうですが、来年に繋げるため少しずつですが確実に確保していきます!