8月25日  早くも来年に向けて動き出します  ほうき草栽培

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


今年の箒草の収穫を終え、20日ほど過ぎました。ほうき草の選別と並行して早くも来年を見据えての作業を開始しております。



箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
今年収穫した箒草の種です。
発芽率を上げるために、種の更新は毎年必要です。



箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
種を桶に出し、不純物を取り除いていきます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ゴム手袋をつけた手で種を擦り合わせ、もみ殻を取っていきます。
「種もみ」と呼ばれる作業です。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
もみ殻や、ヒゲと呼ばれる穂先の残った部分を除去していきます。

この後、種を水に浮かべ、水に沈んだ充実した種のみを集めていきます。
充実した種は、種もみの作業量の内、4分の1ほどの量しか取れません。

まずは種もみを繰り返し、選別前の種を多く確保します。
作業の様子は、追って配信していきます。