8月6日 ほうき草の煮沸~乾燥をおこないます ほうき草栽培
海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です!
一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?
ほうき草の畑作業は一段落しましたが、まだまだ箒草作りの工程は続きます。
この日は、浜松工業技術支援センターにうかがい、箒草の煮沸をおこないました。
90℃ほどの熱湯にほうき草をくぐらせます。
火傷しないよう慎重に作業します。
今年は多く収穫できたため、2日に分けての煮沸作業です。この日は3時間ほどで作業終了。
戻って午後からは天日干しをおこないます。
じっくりと乾燥させます。
このあと3日ほど天日干しして、ほうき作りの原料が完成です。毎年そうですが、種まきからあっという間の3ヶ月でした。
このあとは箒草の選別をし、箒作りに励んでいきたいと思います!