4月19日    コキア(ほうき草)の栽培準備です    ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


この日は、コキアの種まきの事前準備をおこないました。
先日ご紹介したように、コキアは当社磐田工場の花壇で栽培します。栽培の取り組みが来客者にも周知されやすいように看板を作成することにしました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
看板作りの材料です。

もちろん今回も、廃材を利用したDIYで完成を目指します。
こちらは、規格外の木製パレットです。通常であれば他社様でリユースされたり、廃棄されたりしますが、今回は看板作りの材料として再利用いたします。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
パーツを丁寧に取り外します。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
キレイな部分を選び切り出して、ヤスリを掛けました。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
ラミネートした文字を接着剤で木材に張り付けました。

狙った訳ではありませんが、ほどよい文字のズレが逆に手作り感を引き出して、良い雰囲気に仕上がったと思っています。

この後、透明のラッカースプレーで全体に防水処理を施し、組み立てたら完成です。
準備万端で、次回はいよいよコキアの種まきです。