4月12日    こちらも栽培の準備スタートです      ほうき草栽培 

海外に生産を移行して50年。
日本の箒(ほうき)づくりは斜陽の一途を辿り、今では十指に満たない職人しかいないと言われています。
日本伝統の箒づくりを途絶えさせないために、師匠の教えを守りながら今日も奮闘中です! 

一流の箒職人を目指す伊藤さん、今日の様子は?


今年のほうき草(ホウキモロコシ)は、5月上旬の種まきに向けて準備を開始しております。
以前紹介したように今年はもう1種類のほうき草(コキア)の栽培にもチャレンジしてみたいと考えております。

以前紹介させていただいたコキアについてはこちら↓
11月18日 ほうき草ってどんな草? ほうきの豆知識


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
コキアの種を入手しました。
ホームセンターなどで手軽に購入できます。

ホウキモロコシ同様に4~5月が種まきに最適なようです。花壇に直接植えても良いようですが、間引きや植えなおしの手間を考えて、ポットで栽培し植え付ける方法で栽培してみたいと考えております。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
植え付け予定の花壇の様子

伊藤が普段活動している磐田工場の入口にある花壇を使用することになりました。
現在は何も植えられておりませんが、無事に大きく育つでしょうか。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
土の様子

調べてみると、コキアもホウキモロコシ同様に育てやすく生命力が強い植物のようです。
水はけが良い土であれば、特に土壌は選ばず順調に育つようです。
こちらの花壇の土を観察してみましたが、ほどよく砂が混ざり水はけも問題なさそうで、期待できます。


箒職人を目指して ほうき草プロジェクト
用意する苗の数を検討します。

株間(苗と苗の間)は40㎝以上空けることが望ましいようです。大雑把に植えても生長には問題なさそうですが、会社の入口付近に植え付けるため見栄えも考え、均等に植え付けたいと思います。
計測すると、10メートルほどの広い花壇なので、50センチ間隔で20本ほどの植え付けをおこなう予定です。

この日の最高気温は17度と少し肌寒さを感じます。発芽の目安となる気温は20度のようですので、少し様子を見ながら種まきをおこなう予定です。